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2023 Fiscal Year Research-status Report

Development and Evaluation of a Learning Platform for Disaster Education in Local Community

Research Project

Project/Area Number 21K02868
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

畠山 久  東京工業大学, 教育革新センター, 准教授 (20725882)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords防災教育 / 地域学習 / フィールドワーク / ゲーミフィケーション
Outline of Annual Research Achievements

前年度に引き続き,ある小学校学区における実施を前提として学習内容を整理し,学習コンテンツを準備した.実践の実施時期については,各種学校行事に加え,地域の防災に関するイベント・行事とのバランスを鑑み,小学校の夏休み明け~秋頃を候補とした.しかし,2023年度に実施するための調整が間に合わず,やむを得ず2024年度の同時期の実施を目標とすることとなった.このため,研究期間を一年延長することとし,引き続き小学校の校長・担当教員や地元の方々と調整を進めている.
実践を見据え,学習活動が無理のないものであるか,またシステム外でどのようなデータを収集するかを検討するため,学習コンテンツのプロトタイプを用いて予備実験を実施した.予備実験に同行し様子を観察したところ,全体としては狙い通りの学習活動が進められることを確認できた,しかし,親子で進めるフィールドワークにおける移動時間が有効に活かせてないことがわかった.参加者からのフィードバックでも同様の指摘があったため,この課題への対応として移動時間における活動内容を検討した.また,保護者から児童への問いかけなどを通じて学習を進める場合,フィールドワーク前に保護者に地域の知識を習得してもらう必要があるため,フィールドワーク前の活動についても追加で検討することとなった.そのほか,システムでは取得できない親子の会話が活動の様子を捉える重要なデータであることから,実践では親子の発話を録音する方向で準備を進めている.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

予備実験までは実施できたが,本実験の実施時期の調整が難しく,実践とその評価の進捗がやや遅れている.

Strategy for Future Research Activity

2024年度の本実験実施に向け準備を進める.また,人を対象とした研究となるため,所属研究期間における倫理規定に従うと共に倫理審査等のプロセスを踏まえて準備を進めている.

Causes of Carryover

実践の実施が後ろ倒しとなったため,貸出機器や謝金等の実施にかかる支出が次年度に繰越となった.実施時期が確定し次第機器を調達する予定である.

URL: 

Published: 2024-12-25  

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