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2021 Fiscal Year Research-status Report

Developing learning programs and e-learning materials for data analysis practice on the theme of weather and food and drink

Research Project

Project/Area Number 21K02894
Research InstitutionInternational College of Technology, Kanazawa

Principal Investigator

今澤 明男  国際高等専門学校, グローバル情報学科, 教授 (20148141)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywords気象データ / 気象統計 / 時系列データ / 時系列分析 / 相関分析 / データ品質
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、教材のもととなる気象データ中のパターンを、実際のデータから抽出確認するとともに、気象データ取り扱い上の留意点について文献を中心に調査した。具体的には以下のとおりである。
1)気温に関する簡易データベースを作成した。内容は、北海道から沖縄までの日本全国47都道府県すべてに渡る59地点の、①1時間ごとの気温(2020年1月1日1時~12月31日24時)、②日ごとの平均気温(2019年1月1日~2020年12月31日)、③月ごとの平均気温(2016年1月~2020年12月)、④年ごとの平均気温(1876年~2020年)であり、それぞれのデータは表形式にまとめた。 2)前記の簡易データベースを使用し、気温データ中に潜むデータのパターンを抽出・確認した。特に気温データが時系列データであることに鑑み、①周期とトレンドについてのパターンの抽出・確認を中心に行った。また、②定性的な決定要因である緯度および高度との相関に関するパターンの抽出・確認を行った。 3)気温データを含む気象データ自身の特徴と問題点、ならびに気象統計分野での取り扱いについて文献調査を実施した。 4)前記の調査結果から、気象データ分析に内在する問題点について整理し、データ分析に与える影響について、簡易データベースの気温データを用いて確認した。 5)気温データに次いで分析対象とする気象データとして降水量のデータを取り上げ、データ中のパターン抽出・確認を行うとともに、降水量簡易データベースの設計を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当年度において、教材の元となる気象データ中のパターンの抽出確認が実データからできた。また、気象データを分析する際の留意点についての情報を収集整理できた。したがって、次年度からの具体的教材開発に着手することが概ね可能となった。

Strategy for Future Research Activity

次年度前半は、降水量や気圧など気温データ以外の気象データ中のパターンのリストを拡充する。また、これと並行して、アイスクリームの販売額と気象の関係など、飲食のデータと気象データとの関連を調べる。後半では、それまでに得られた気象データ中のパターンならびに気象データと飲食のデータの関連をもとに、データ解析実践の教材ならびに学習プログラムを構築する。さらに次々年度においては、教材を電子化し、効果を検証する。

Causes of Carryover

当初、分析に使用する気象データ簡易データベースとして気温の簡易データベースの他に降水量ならびに気圧の簡易データベースの作成を外部に依頼する予定であったが、気温データの分析で、教材の元となる多くのパターンと分析上の留意点が見つかり、それに注力するために降水量ならびに気圧の簡易データベースの作成を次年度に回したため。

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Published: 2022-12-28  

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