2023 Fiscal Year Research-status Report
教育現場における遠隔医療システムの導入と実践的な医療と教育の連携構築
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21K03022
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
川谷 正男 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特別研究員 (10362047)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | アンケート調査 / 医療と教育の連携 / 神経発達症 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、第65回日本小児神経学会学術集会で「コロナ禍における神経発達症の医療と教育の連携についての現状と課題」、第13回日本小児神経学会北陸地方会夏季セミナー(白山セミナー)で「医療と教育の連携について」、第130回日本小児精神神経学会学術集会で「福井県における神経発達症の医療と学校の連携に関する実態調査(医療が学校に期待すること、学校が医療に期待すること)」で本研究の成果について学会発表を行った。また、福井大学子どものこころの発達研究センター講演会では、「医療からみた発達障がいの支援のあり方」という内容で福井県内の発達障がいの支援者や保護者などに本研究の成果も含めた内容の講演を行った。 さらに、福井市特別支援教育コーディネーター等地区別連絡協議会に参加して、福井市内の小中学校の教員との情報交換や連携を図った。また、医師以外に社会福祉士、理学療法士、作業療法士や言語聴覚士など多職種の専門的支援者チームを形成し、福井県内の学校や福祉事業所などを直接訪問して、勉強会や症例検討会などを実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
教育現場での体動測定や直接診察などを試みたいが、倫理的問題から実施が難しい。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、医療現場の中で、体動測定など客観的な診断や治療評価の方法を構築していきたい。
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Causes of Carryover |
学校現場での体動測定を含めた直接診療の確立を目指したが、倫理的問題で実施できずにいる。今後は、医療現場の中で体動測定を含めた診断や治療評価に有用な客観的指標の構築を目指したい。
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Research Products
(3 results)