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2021 Fiscal Year Research-status Report

SNS上での攻撃行動の生起に関する要因の検討

Research Project

Project/Area Number 21K03071
Research InstitutionTohoku Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

森本 幸子  東北医科薬科大学, 教養教育センター, 准教授 (10398539)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
KeywordsSNS / 攻撃行動 / 年代
Outline of Annual Research Achievements

本研究では、SNS上での攻撃行動の促進要因を年代ごとに検討することを目的としている。
令和3年度は、10代から70代の男女を対象にオンライン上での縦断調査を実施し、SNS上における攻撃行動と、SNSの利用目的と利用時間、ストレッサー、規範意識、精神的健康度との関連を調べた。
第1回調査は令和3年12月に実施し、第2回調査は令和4年2月に実施した。第1回調査へ参加したのは、2709名の10代から70代までの男女である。このうち、第2回調査に参加したのは1966名であった。年代の内訳は、10代から70代まではいずれも10%前後であった。
現在第1回調査データの分析を進めているが、SNS上での攻撃行動得点は10代から30代までが他の年代よりも得点が高いものの、SNSなどにおける炎上尺度の得点は、20代から40代が他の年代よりも得点が高いなど、年代間で様々な変数において差異が見られることが明らかとなった。また男女間においても有意差が得られている変数もあり、分析では年代と併せて性差についても検討する予定である。
今後は、第2回調査データの分析を行った後に、第1回調査時点から第2回調査時点までのSNS上での攻撃行動得点の変化と、SNSの利用目的や利用時間などの変数との関連について検討を進める予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

調査については、概ね計画通りに実施している。分析については多少遅れているものの、今後さらに分析を進める予定である。

Strategy for Future Research Activity

令和3年度までに2回の縦断調査を終え、第1回調査のデータ分析を進めている最中である。今後は、第2回調査のデータについて分析を進めるとともに、令和4年度に予定している調査の準備とその実施、そしてすべてのデータをマージさせたうえで、年代や性別ごとのSNS上の攻撃行動の時間的変化と他の要因との関連について検討を行う予定である。

Causes of Carryover

インターネット上での調査金額が想定よりも多少安かったために、10,000円の残金が出たが、今年度実施の調査や学会発表等の旅費のために使用する予定である。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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