2021 Fiscal Year Research-status Report
格子ゲージ理論の四次元多様体論への応用とザイバーグ=ウィッテン理論の差分化
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21K03222
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
松尾 信一郎 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 准教授 (40599487)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 幾何解析 / ゲージ理論 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は,前年度に引き続き,境界付き多様体の指数とドメインウォールフェルミオンとの関係について考察した.最初に得られたのはAPS指数のときで,次がmod 2指数のときで,現在は複素フェルミオンのときを考えている. さらに,派生研究として,反自己双対計量のモジュライ空間の向き付けについて考察した.K3曲面のとき,反自己双対計量のモジュライ空間が向き付け可能ではないという大変興味深い結果を得た.現在は一般の多様体の向き付けの条件を求めるために,KR指数を計算している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通りにおおむね順調に進展しており,さらに派生研究もある.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は,複素フェルミオンのときを引き続き考えるとともに,反自己双対計量のモジュライ空間についてさらに考察を深めていきたい.
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Research Products
(3 results)