2021 Fiscal Year Research-status Report
ストレンジネス核物理における粒子弁別用低屈折率固体チェレンコフ検出器の開発
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21K03602
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Research Institution | Tohoku Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
藤井 優 東北医科薬科大学, 教養教育センター, 教授 (30302079)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 低屈折率プラスチック |
Outline of Annual Research Achievements |
当初予定では、低屈折率プラスチック(3M Dyneon THVP 2030GZ)の押出成形を行い、試作品の製作および基本的な性能評価を行うこととなっていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により材料(ペレット状)の納期が延び、納品が2022年度に持ち越しとなった。そのため、具体的な研究の進展はなく、成型の仮見積もりを取ったこと、および性能評価に用いる機器についての動作確認を行うに留まった。 この研究の遅延は、材料が入手できないことによるものであり、材料が納品され次第当初予定通りに研究が実施できる見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により、研究に用いる予定の材料の納期が長くなり、未だ納品されていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度中には材料が納品される見込みなので、納品され次第、当初の計画通り押出成形による試作品の作成および性能評価を行い、当該材料が本研究のチェレンコフ光の輻射体として用いることができるかについての判断を行い、その後の研究方針を研究計画に従い定める。
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Causes of Carryover |
研究に用いる材料を2021年度に発注したが、新型コロナウイルス感染症の影響により納期が延び、次年度に納品されることになったため。また、購入予定であった、性能評価に用いる測定機器について、他の資金で購入した機器にアダプタを追加することで本研究にも用いることができることが判明したため、予定よりも使用額が少なく済んだため。
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