2023 Fiscal Year Research-status Report
日常・非常事象内及び事象間における伸縮性を有する病院の建築計画に関する研究
Project/Area Number |
21K04421
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Research Institution | Tokyo Denki University |
Principal Investigator |
江川 香奈 東京電機大学, 理工学部, 助教 (10648603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島田 尊正 東京電機大学, システムデザイン工学部, 教授 (20318174)
木村 敦 日本大学, 危機管理学部, 教授 (90462530)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 災害拠点病院 / 傷病者受け入れ / 検査関連諸室 |
Outline of Annual Research Achievements |
病院の外来では、「日常事象」と「非常事象」での使用方法を考慮した伸縮性に対応できることが求められるが、「日常事象」の昼間に主眼を置き設計されてい るため、それ以外のフェーズに遭遇したときに医療活動を円滑に実施しにくい。本研究では施設設計の観点から、患者・医療者のニーズ、現状の施設への心的評 価等から、その課題を明らかにし、得られた知見をもとに病院の外来空間の平面形において有効なスペースの伸縮手法の構築とその有効度を検証し、新たな設計 指針を提案する。本年度は、災害拠点病院への平常時の諸室の運用状況と、災害時の傷病者受け入れ時の計画内容について、まず比較的近年に整備された災害拠点病院へのヒアリング調査を実施し、その結果をとりまとめた。次に得られた結果により全国災害拠点病院の状況を把握するための設問を検討し、全国の災害拠点病院へのアンケート調査を実施した。アンケートは、病院内に設置されている諸室について、病者受け入れを考慮した場合、どのような用途に転用ができる可能性があるのかについて把握すると共に、現在保有している検査関連諸室の現状と災害時の傷病者受け入れ時の運用等を把握する内容とした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
全国の災害拠点病院へのアンケート調査を実施することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
アンケートの内容を分析し、結果を学会発表または論文として公表する。
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Causes of Carryover |
予定していた学会発表までに成果をまとめることができなかった。
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Research Products
(2 results)