2024 Fiscal Year Annual Research Report
イランの乾燥地帯における農業施設の建築構法および建築技術者の存在形態に関する研究
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21K04462
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| Research Institution | Independent Administrative Institution National Institutes for Cultural Heritage Tokyo National Research Institute for Cultural Properties |
Principal Investigator |
淺田 なつみ 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化遺産国際協力センター, 研究員 (00837643)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | イラン / 農業施設 / 風車 / 建築技術者 / 歴史的集落 / 自然資源 |
| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度調査計画において、当初、2024年9月に現地調査を計画していたが、2024年7月以降、イラン・イスラエル間で軍事行動が発生したため、渡航計画を中止した。2024年12月頃より、イランおよび周辺国との関係が比較的安定したことを受けて、現地関係機関等に情勢を確認した上で、2025年2月28日~3月16日にかけてイランに渡航した。マシュハド・フェルドゥシ大学開催での講義、今後の調査協力に向けた協議等を行った他、ラザーヴィー・ホラーサーン州および南ホラーサーン州の風車建築および風車を有する集落の走査、風車の建設に関わる職人等への聞取り調査を実施した。 本研究期間では、イラン国内のデモを発端とした政情不安、ガザ・イスラエル戦争による軍事的緊張の高まりなど、想定外の制約が続き、十分な現地調査はできなかった。2022年と2025年に実施した2回の現地調査で明らかにし得た範囲として、主には1)建築技術者の実態、2)風車を有する集落の構成、の2点である。1)歴史的な風車の建設に関わる建築技術者について、技術の特殊性、継承、農村社会における建築技術の在り方等を、聞取り調査から明らかにした。2)風車群の形成・維持の条件を探るため、ホラーサーン地方の21集落を走査し、風車を有する歴史的集落の物理的な空間構成を明らかにした。
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