2022 Fiscal Year Research-status Report
都市公園リノベーションに資する造園業の地域課題解決型事業推進に向けた経営学的分析
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21K05648
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Research Institution | Muroran Institute of Technology |
Principal Investigator |
市村 恒士 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (00333659)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金岡 省吾 熊本大学, 熊本創生推進機構, 教授 (00444191)
小松 亜紀子 大阪経済大学, 人間科学部, 教授 (90580829)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 都市公園リノベーション / 地域課題解決型事業 / ランドスケープ / 経営学 / 人材育成 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,経営学的分析に基づき「造園業や関係主体が「地域課題解決型事業」を展開・発展させる際の障壁を取り除き,継続的な事業展開を促す方策」を明らかにすることを研究の目的としている。 本年度(2022年)は,事業実施主体である「造園業(+その他企業・NPO)」を対象に調査を行い,それにより事業展開やその他主体との連携事業を 念頭に入れた「造園業」のポジションの解明とそれを踏まえた基本戦略(組織・人材育成マネジメント)の考察することを予定していた。昨年度までに,「1.調査対象の選定や関係団体との調査前の調整」,「2.アンケート調査内容の検討」,「3.分析方法の整理・プレ分析」を行い今年度の本調査のデータ分析を円滑に進めるべく準備作業を行った。本年度は,「4.プレ調査」,「関係団体との詳細調整」を行った。当初予定では,「造園業(+その他企業・NPO)」については今年度中にアンケート調査の実施に至ることを予定していたが,配布先である造園関連団体との調整結果により,アンケート調査の回収率の向上等を意識し,繁忙期年度末での配布は避け,来年度の前期に配布することとした。 また,本年度から調査開始の「消費者・事業協働主体「市民」については「1.調査対象の選定や関係団体との調査前の調整」,「2.アンケート調査内容の検討」を行った。「1.調査対象の選定や関係団体との調査前の調整」として,都市公園等も活用する幅広い地域課題サービスを提供するNPOと調整し,調査の可能性を探った。「2.アンケート調査内容の検討」では,研究の趣旨を踏まえつつ造園・ランドスケープに関わるより幅広い業態に対する意識を取るようなアンケート調査内容とすることが望ましいこと等を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定では,「造園業(+その他企業・NPO)」については今年度中にアンケート調査の実施に至ることを予定していたが,配布先である造園関連団体との調整結果により,アンケート調査の回収率の向上等を意識し,繁忙期年度末での配布は避け,今年度の前期に配布することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は,「消費者・事業協働主体「市民」 について 「1.調査対象の選定や関係団体との調整」をより具体的に整理し,「2.アンケート調査内容の詳細設計」を行い, アンケート調査を実施する。 アンケート調査に向け,研究協力者及び調査関係主体との複数回の打ち合わせ(メール,遠隔,対面)を継続的(月1から2回ペース)に実施する。
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Causes of Carryover |
特に年度前半は,コロナ禍の影響もあり,予定していた対面型の出張を可能な限り避けたため旅費の捻出が少なくなった。また,可能であればアンケート調査の今年度実施も想定していたが,次年度の実施となり,それに関わる人件費(アンケート分析補助)についての捻出も今年度は行われなかったため。
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