2021 Fiscal Year Research-status Report
Regulatory mechanism of expression of primary afferent sensory neuron-derived factors involved in chronic itch
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21K06578
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
白鳥 美穂 (林) 九州大学, 薬学研究院, 助教 (20735641)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 慢性掻痒 / 痒み / 一次求心性神経 / アトピー性皮膚炎 / IL-6 |
Outline of Annual Research Achievements |
一次求心性神経におけるIL-6の発現を確認するにあたって、RNAscope in situ hybridyzationのプローブの確認を行った。IL-6が発現増加することが知られる脊髄圧迫モデルの脊髄で発現を確認することができたため、プローブは機能することがわかった。次に、慢性掻痒モデルである接触皮膚炎モデルマウスの一次求心性神経の細胞体が集積している後根神経節を採取し、RNAscope in situ hybridyzationを行ったところ、IL-6 mRNAの発現が神経細胞で確認できた。 プロモーター搭載ベクターに関しては、プロモーターのクローニングを行い、目的プラスミドに挿入した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
産前産後、育児休業取得のため、IL-6発現サブセットの特定の特定のための実験及びベクター作製が途中段階である。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きIL-6発現一次求心性神経サブセットの特定に関する検討を進める。プロモーター搭載ベクターに関しては、AAVベクター作製と並行して必要なマウスの交配を進め、作製完了後、陽性神経除去の検討を始める。
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Causes of Carryover |
産前産後、育児休業を取得したため次年度使用額が生じた。用途としては、休業中行えなかった残りの検討に使用する予定である。
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Research Products
(8 results)