2022 Fiscal Year Research-status Report
Regulatory mechanism of expression of primary afferent sensory neuron-derived factors involved in chronic itch
Project/Area Number |
21K06578
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
白鳥 美穂 (林) 九州大学, 薬学研究院, 助教 (20735641)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 慢性掻痒 / 痒み / 一次求心性神経 / アトピー性皮膚炎 / IL-6 |
Outline of Annual Research Achievements |
慢性掻痒モデルマウスの一次求心性神経の細胞体が集積している後根神経節のIL-6の発現及び局在をRNAscope in situ hybridyzationで確認した。その結果、神経細胞においてIL-6のシグナルの増加が認められた。IL-6陽性神経細胞の割合も増加することがわかった。局在については、限られた神経細胞に発現していることがわかった。各種神経サブセットマーカーとの共局在を検討したところ、特定のサブセットマーカーとの共局在が明らかになった。 プロモーター配列導入プラスミドを用いてウイルスベクターを作製し、マウスの一次求心性神経に導入したところ、RNAscope in situ hybridyzationによって得られたシグナルの局在よりも幅広く発現することが判明した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
慢性掻痒モデルマウスの一次求心性神経におけるIL-6発現細胞を選択的に遺伝子発現制御できるツールについての検討が途中段階であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
慢性掻痒モデルマウスの一次求心性神経におけるIL-6発現細胞を選択的に遺伝子発現制御できるツールについての検討が途中段階であるため。
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