2021 Fiscal Year Research-status Report
Comprehensive analysis of pathologic, genomic, and clinical characteristics in RhoGAP gastric cancer
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21K06918
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Research Institution | Japanese Foundation for Cancer Research |
Principal Investigator |
河内 洋 公益財団法人がん研究会, がん研究所 病理部, 診断病理学担当部長 (20401375)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 胃癌 / RhoGAP / 病理 / 混在型 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、従来の胃癌病理分類では抽出が困難であった、Rho GTPase activating protein(RhoGAP)に関連するゲノム異常を示す胃癌(RhoGAP胃癌)を対象とし、組織病理学的、遺伝子学的、臨床的解析により胃癌において診断・治療の面で区別すべき独立した疾患単位としての意義を証明することを目的としている。 当該年度は、研究に必要な症例の収集、臨床病理学的項目の整理を中心に研究を進めた。2005年~2010年の間に、研究代表者施設にて内視鏡的ないし外科的切除が既に施行された原発性胃癌のなかから、分化型成分と未分化型成分が混在する組織型を抽出した。保管されているそれら切除標本の病理組織プレパラートを再評価し、各症例の病理組織学的評価(微小腺管構造・偽索状構造・粘液細胞胞巣の有無、背景粘膜の萎縮の有無・程度、背景粘膜における活動性炎症の有無等)を行った。当該年度は約200例の評価が終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
1.症例情報の収集はほぼ予定通り進められたが、病理組織学的評価に時間を要し、目標数を当該年度に終了することができなかった。 2.Tissue microarrayの作製準備に時間を割くことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
病理組織学的評価については、定期的に一定症例数を検討するスケジュールを組むことで、遅滞なく検討が進められる体制を確立してゆく。本研究以外のエフォートについて、調整を試み、本研究に対する適切なエフォートを確保することを目指す。
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Causes of Carryover |
(理由) 試薬、器具や消耗品の購入を開始する時期が予定よりも遅れ、当該年度での購入が予定よりも少なかったため。 (使用計画) 当該年度に購入を計画していた試薬、器具、消耗品の購入を次年度に進める。
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Research Products
(4 results)