2021 Fiscal Year Research-status Report
Relation between physical/psychiatric symptoms of irritable bowel syndrome and gluten sensitivity
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21K07381
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
前林 憲誠 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10595317)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉村 知穂 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10648166)
山田 恒 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (20464646)
本山 美久仁 兵庫医科大学, 医学部, 研究生(研究員) (20873615)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 過敏性腸症候群 / グルテン感受性 / グルテン / グルテンフリー食 / 抗グリアジン抗体 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度である2021年度は、過敏性腸症候群のRomeIV診断基準を満たす患者10名と健常対照群34名のリクルートを行い、抗グリアジンIgG抗体、抗グリアジンIgA抗体、抗DGP抗体などのグルテン関連抗体の測定を行った。また、過敏性腸症候群の症状の重症度、過敏性腸症候群の腹部症状に関するQOL、不安症状、うつ症状、身体症状、社会生活機能、社会的職業的機能、健康に関連した生活の質、罹病期間、教育年数、就労状況、平均的な食行動や内容などを聴取し背景因子として評価を行った。グルテン感受性群と非グルテン感受性群の2群間での背景因子の比較について現在解析を行っており、結果は学会で報告する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の感染拡大により、患者群、健常対照群ともにリクルートが実施できない時期があったため、当初の予定より収集できている症例数が少なく、やや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はさらに症例数を増やし、グルテン関連抗体の測定を行うとともに、グルテン感受性群と非グルテン感受性群の2群間で、過敏性腸症候群の症状重症度、腹部症状に関するQOL、うつ症状、不安症状、身体症状、社会生活機能などの背景因子を比較する。また、グルテン感受性群と認められ、身体・精神症状が持続している患者を対象とし、グルテンフリー食摂取による症状や抗体の評価を行い、食事療法の有効性を調査する。
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Causes of Carryover |
COVID-19の感染拡大により当初の予定よりリクルートが遅れ、症例数が予定より少なかったため、抗体測定のためのELISAキットの購入にかかった費用が予定よりも少額であった。また、調査報告や意見交換を行う学会が延期や中止となり、旅費としての使用も当初より少額であった。2022年度はさらに症例数を増やし抗体測定を行う予定であり、抗体キットなどの消耗品の費用の分が次年度使用額に繰越になった。また、学会や論文での成果報告も行う。
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