2022 Fiscal Year Research-status Report
Reconstruction of the assessment of behavioral and psychological symptoms in Alzheimer's disease patients using DNA methylation as an indicator
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21K07488
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
品川 俊一郎 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (90459628)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 伸行 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (20385321)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | アルツハイマー病 / BPSD / DNAメチル化 |
Outline of Annual Research Achievements |
アルツハイマー病(AD)の行動・心理症状(BPSD)は患者と介護者に大きな負担を与える症状である。BPSDには多彩な症状が含まれ、遺伝的、生物学的、心理社会的な多くの要因が関与するため、症状発現や治療反応性の予測は困難である。申請者らは、BPSDの中でも特に問題になる「興奮」の出現に、発生や細胞の増殖 に影響を与えるWntシグナルのDNAメチル化変化が関わることを見出し、関連遺伝子のDNAメチル化量がバイオマーカーとなることを示唆した。本研究の目的は、 Wntシグナル関連遺伝子を中心としたDNAメチル化量DNAメチル化量がBPSDの背景因子と治療反応性を含めたバイオマーカーとなる可能性を検証することである。 そのため本年度は治療介入を行なったADを対象として、治療前後での血液検体の採取とNPIによるBPSDの評価、薬物への忍容性も含めた治療反応性を評価を開始 した。現在30例以上の症例の蓄積がなされ、基本となるBPSDの変化を解析した状態である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
30例以上の症例が蓄積されてきており、基本となるBPSDの推移も解析でき、概ね順調に推移している。
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Strategy for Future Research Activity |
現在は薬物治療前後でのBPSDの変化、薬物への忍容性も含めた治療反応性が確認できた。今後はBPSDの改善の有無によって治療反応群と非反応群に分類し、両群でWNT5A遺伝子を始めとした候補部位の治療前後のDNAメチル化量を測定する。それにより、候補部位のDNAメチル化量と治療反応性の関連を検証する。
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Causes of Carryover |
予定していた出張などがコロナ禍で困難となったため。
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