2022 Fiscal Year Research-status Report
精神疾患病態における神経ペプチドの役割に関する検討
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21K07514
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
秀瀬 真輔 帝京大学, 医学部, 助教 (50832763)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 精神疾患 / 神経ペプチド / 脳脊髄液 / 血漿 |
Outline of Annual Research Achievements |
マルチプレックス・イムノアッセイによって統合失調症患者149名、双極性障害患者115名、大うつ病性障害患者186名、健常者350名の血漿中神経ぺプチド(α-メラニン細胞刺激ホルモン、β-エンドルフィン、ニューロテンシン、オキシトシン、サブスタンスP)値の測定に成功した。結果は、いずれの神経ペプチドも統合失調症、双極性障害、ないし大うつ病性障害患者で健常者と比べて有意差がなかった。又、いずれの神経ペプチドも統合失調症、双極性障害、ないし大うつ病性障害患者の症状や各患者ないし健常者の認知機能と有意な相関を示さなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究成果を投稿論文として公表できた。
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Strategy for Future Research Activity |
研究成果報告書を作成する予定である。
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Causes of Carryover |
物品費を追加する必要がなったため。残額は論文掲載料等で使用する。
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Research Products
(1 results)