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2021 Fiscal Year Research-status Report

A new strategy of IVR for extended hepatic resection incorporating evaluation of intrahepatic portal collateral tracts and hepatic vein embolization

Research Project

Project/Area Number 21K07562
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

駒田 智大  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (80718354)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松島 正哉  名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (80528761)
長坂 憲  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (00907868)
馬越 弘泰  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (10892391) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
KeywordsIVR / 門脈塞栓術 / Dual energy CT / 肝静脈塞栓術
Outline of Annual Research Achievements

門脈塞栓術は、拡大肝切除術前に切除予定部分の肝内門脈を塞栓し、残存予定部分の肝臓を肥大させることで、術後の肝不全を予防するIVRである。我々が門脈塞栓術を行った136症例の残存予定葉の肥大率は、30.7%であったが、ほとんど肥大していない症例もあった。
残存予定葉の肥大に影響する様々な因子が知られているが、門脈血流そのものを検討した研究はなされていない。近年、Dual energy CTを搭載したIVR-CTで、門脈造影による肝実質ヨードマップを作製することで、肝実質内の門脈血流を客観的に評価できるようになった。
本研究の目的は、門脈塞栓術の前後で、門脈造影による肝実質ヨードマップを作製し、肝実質内のヨード濃度を計測することで、肝内門脈側副路の影響を調べ、残存予定葉の肥大との相関を明らかにすることである。また十分な残肝肥大が得られないと予想される症例に対して、肝静脈塞栓術を追加することで、肝肥大を向上させることができるかを明らかにする。
これにより肝癌や胆管癌の手術適応が拡大し、予後の改善が期待できる見込みである。
まず、研究を始めるにあたり、施設の生命倫理審査委員会に研究の申請を行い、承認を受けた。現在、対象患者さんに対して、インフォームドコンセントを行い、了解を得たのちに、研究に参加していただき、門脈塞栓術時に門脈造影を行いながらDual energy CTの撮影を行い、門脈血流による肝ヨードマップのデータの採取を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

1: Research has progressed more than it was originally planned.

Reason

対象症例が着実に集まっており、データを得ることができている。

Strategy for Future Research Activity

現在、拡大肝切除術前に経皮的門脈塞栓術を行っている患者さんに対して、インフォームドコンセントを行い、署名による同意を得たのちに、門脈造影によるDual energy CTの撮影を行わせていただき、データの蓄積を行っている。
得られたデータを中間解析を行い、必要症例数を再検討する予定である。

Causes of Carryover

当初は国際学会や国内学会に参加し、研究を推進するための情報収集を行う予定であったが、コロナ禍で出張の自粛要請があり、その分の予算を使用できなかった。次年度にコロナが落ち着いたところで、学会の参加を予定している。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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