2023 Fiscal Year Annual Research Report
Response assessment using PET in rheumatoid arthritis
Project/Area Number |
21K07597
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
木村 成秀 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (40403787)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三田村 克哉 香川大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20715081)
山本 由佳 香川大学, 医学部, 准教授 (30335872)
西山 佳宏 香川大学, 医学部, 教授 (50263900)
土橋 浩章 香川大学, 医学部, 准教授 (50380176)
則兼 敬志 香川大学, 医学部, 助教 (90623223)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 関節リウマチ / PET検査 / 関節炎 |
Outline of Annual Research Achievements |
脊椎関節炎(SpA)は強直性脊椎炎に代表される疾患群であり、優位な病変の分布から体軸性SpAと末梢性SpAに大別される。体軸性SpAにおいてはMRIによる評価方法がよく研究されているが、末梢性SpAを対象とした研究は乾癬性脊椎炎PsAを除いて遅れており、またMRIによる活動性の評価はその広い病変分布のために困難である。今回、末梢性SpAにおいてFDG PET検査が血清炎症性マーカーと相関があるか否かを検討した。 FDG PET/CT検査が行われたSpA患者26名を対象とした。未治療群は17名、治療群は9名であった。FDG PET評価は全身の23関節を視覚的に0-2点で評価した。また、半定量的評価はSUV値を用いた。 その結果、未治療群においてFDG PET集積と炎症マーカーのCRPおよびMMP-3に相関が認められた。一方、治療群においては有意な相関は認められなかった。結論として、未治療の末梢性脊椎関節炎患者において、FDG集積と炎症性マーカーに有意な相関が示唆された。
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