2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of high-speed coronary MRA imaging method using compressed sensing
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21K07621
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
城戸 倫之 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (20600810)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
城戸 輝仁 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50403837)
中村 壮志 愛媛大学, 医学部附属病院, 助教(病院教員) (50794468)
田邊 裕貴 愛媛大学, 医学部附属病院, 助教(病院教員) (70836189)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 圧縮センシング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的はCompressed Sensing (CS)を併用した冠動脈MRA高速撮像法の最適な撮像パラメーターを探り、その有用性を検討することである。CSを用いて、冠動脈MRAを高速撮像することができれば患者負担の大きな軽減につながり、検査スループットの改善や検査成功率の上昇にも寄与すると考えられる。現状でCSを用いて心臓MRIを撮像できる施設は限られており、本研究によって最適なCSを併用した冠動脈MRAの撮像パラメーターが見出されることで臨床応用に繋がることが期待される。 冠動脈MRAにおいては、撮像時間の短縮と画質の向上はトレードオフの関係にあるため、これまでCSを用いた場合の最適な撮像時間(倍速)と後処理のパラメーターによる画質の関係を検索するため、正常ボランティアによる非造影冠動脈MRA撮像をおこなった。各症例でacceleration factor、後処理におけるiteration、regularizationの設定値による影響を検討し、良好な画質が得られるパラメーターの組み合わせを検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響で、検査が十分に行えなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
最適と思われる撮像時間(倍速)と後処理のパラメーターを検定し、従来法によるMRA画像との画質評価を循環器画像診断医により行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で、国内外の出張が減少し、主に旅費の支出が減少したため、次年度に新たな物品費や出張費として計上する予定である
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