2021 Fiscal Year Research-status Report
Measurement of MHz ionoacoustic signals generated by proton irradiation using a medical ultrasonic probe
Project/Area Number |
21K07666
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
照沼 利之 筑波大学, 医学医療系, 助手 (40361349)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 森人 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (20613988)
奥村 敏之 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (50241815)
榮 武二 筑波大学, 医学医療系, 教授 (60162278)
森 祐太郎 筑波大学, 医学医療系, 助教 (60802618)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 音響波 / リアルタイム放射線量測定 / 放射線治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
本応募研究の目的は、アクティブ計測技術の応用によってMHz音響波を診断用超音波プローブで高感度に測定することにより、将来の患者体内の臓器位置と放射線線量分布の同時確認のための要素技術を確立することである。 研究計画に基づき、超音波測定に適した陽子ビームを出射させるために加速器出射用高周波を断続化するような変調制御を試験した。また陽子ビームで発生する超音波は微弱であるため微小信号計測に適したロックインアンンプを購入し測定系単独の試験を実施した。これにより、初年度の目的であった超音波の発生源の最適化と測定系の最適化を開始することが出来た。購入予定であった医療用超音波プローブは機器選定を検討中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究計画に基づき、超音波測定に適した陽子ビームを出射させるために加速器出射用高周波を断続するような変調制御を試験した。また陽子ビームで発生する超音波は微弱であるため微小信号計測に適したロックインアンンプを購入し測定系単独の試験を実施した。これにより、初年度の目的であった超音波の発生源の最適化と測定系の最適化を開始することが出来た。購入予定であった医療用超音波プローブは機器選定を検討中である。
|
Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、改良された測定系での予備試験により医療用超音波プローブの機器選定を完了する。購入した超音波プローブにより一連の測定の最適化を実施する予定である。
|
Causes of Carryover |
購入予定であった超音波プローブについて、機器選定・価格を含めて業者と交渉中であるため購入には至っていない状況である。この理由で次年度への使用額が生じた。
|