2021 Fiscal Year Research-status Report
Research and developement of liquid biopsy to predict the recurrence of early-stage lung cancer after radiotherapy
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21K07689
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
中村 匡希 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (90804287)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
影山 俊一郎 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (60644979)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 非小細胞肺癌 / リキッドバイオプシー / 放射線治療 / cfDNA |
Outline of Annual Research Achievements |
非小細胞肺癌は組織型によってcfDNAの検出率が異なることが報告されて おり、我々のこれまでの研究によって非扁平上皮癌ではEGFR変異の有無により再発形式が異なるという知見を得ていることから、まずは非扁平上皮癌を対象とすることとした。 2014年から2019年の間で放射線治療を施行されたcT1-2N0M0の非扁平上皮肺癌症例の内、治療前に血液検体が保存されている症例は44症例あった。 これらの治療前血漿検体についてTruSight Oncology 500 ctDNAを用いた遺伝子パネル検査を施行した。 また血漿のシーケンス結果から、血球由来のDNAの混入が疑われる症例については、血球でもTruSight Oncology 500 ctDNAによる遺伝子パネル検査を施行した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
血漿および血球のパネルシーケンスは施行済みであり、当初の予定どおりの進捗である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在は血球のシーケンス結果待ちの状態であり、結果が出次第血漿・血球のデータを合わせて遺伝子異常の検出の有無や検出された遺伝子異常の種類を評価する。 さらに対象症例の再発や予後などの臨床データと統計学的な検討を行うことで、対象症例群におけるcfDNAの有用性を評価する。
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Causes of Carryover |
試薬代が若干安価になったため。
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