2022 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
21K07701
|
Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
廣岡 昌史 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (30432785)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 超音波検査 / エコーシート |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者らは乳房や甲状腺領域の超音波elastographyを行う際に体表とほぼ同じ音響インピーダンスを持つ音響カプラを開発した。これをシート状に加工した。四角形の鋳型を作成し、音響カプラと同じ製法で作成することが可能であり試作品を製造した。これまで描出能、耐久性について検証し診断に耐えうるものであった。次にシートに対して着色料にて色付けし透明性を低下させた(女性などへの配慮のため)。着色料の濃度を変え4段階でサンプルを作成し構造物の確認、プローブの操作性、破損状態を検証した。いずれのシートにおいても実用可能であった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
シートの配合成分の決定、着色料による不透明化など当初の目的は達成できた。今後臨床で検証を行なっていく。
|
Strategy for Future Research Activity |
4つのパターンのシートを開発した。 これについて臨床で検証を行う。 甲状腺、腹部など深度を変えたもので実用可能かどうか検証していく
|
Causes of Carryover |
コロナ禍において国内外で発表する機会が制限されたため次年度使用額が生じた。ただしコロナが第5類に移行し発表機会が増加するため予算使用が見込まれている。
|