2021 Fiscal Year Research-status Report
社会実装可能な人工知能を用いた画期的大腸癌深達度診断システムの開発
Project/Area Number |
21K07885
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
松村 倫明 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (00514530)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
千葉 哲博 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (00381583)
徳長 鎮 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (30866992)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 人工知能 / 大腸癌 / 内視鏡 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、社会実装を目指した人工知能による大腸癌の深達度診断を行うCAD systemの開発を行う事である。本年度は、株式会社モルフォと共に開発したプロトタイプのCADシステムを用い、新たに患者同意の元、前向きに取得した大腸ポリープ画像を対象とし、CADシステムの検証と問題点の抽出を開始している。また同時にCADシステムの普及を視野に、モバイル端末で診断可能な小型化したシステムの開発を目的に、画像処理システムの開発を千葉大学工学部と共同で開始している。今後新規CADシステムの開発後、医薬品医療機器等法の承認取得のため、臨床性能試験を多施設前向きに検討する予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
倫理委員会の承認までに時間を要した。またCOVID19の影響で内視鏡検査件数の減少が影響し研究計画に遅れを生じている。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き内視鏡画像収集と、診断性能検査を進めていく。
|
Causes of Carryover |
当該年度は、画像収集および既存のシステムの検証を行ったため、アノテーション用ソフトウエア開発に予算を必要としなかった。来年度の使用を計画している。
|