2021 Fiscal Year Research-status Report
Development of New Patient Allocation System and PRO in Heart Failure
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21K08047
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
網谷 英介 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (80529090)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| Keywords | 重症心不全 / allocation |
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| Outline of Annual Research Achievements |
心不全の適切なallocationを検討するため、本年は病病連携における心不全症例の特徴について焦点をあてて検討を加えた。重症心不全の症例で当院に補助人工心臓・心臓移植を検討する目的で転院された症例について、転院元・転院の手段と転院後の経過との関連について検討した。結果、遠距離の転院を果たした症例については、転院後心不全の悪化によって、新たな機械的補助が必要になったり、カテコラミン点滴の増量、腎機能の増悪などのイベントが有意に多く発生していることが確認された。遠距離の転院についてはリスクが高く、このリスクを低減するためには、その前の時点でより中心的な施設に転院など、患者の重症度に合わせた遅れのない転院含めたallocation systemの必要性について確認された。また急性心筋炎が近距離の転院において有意に多いなど、疾患の違いについても確認された。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
allocationについての研究結果を創出したが、patient orientedのoutcomeの候補および選出に時間を要している。候補選定を行い、それらの候補を用いた研究計画を立案する。
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| Strategy for Future Research Activity |
病病連携での転院による患者転帰への影響について解析した。今後は心不全を焦点にあて、各病院で提供されている医療の違い（患者背景、治療内容、予後など）について注目し、解析する。これらの結果をもとに、適切なallocationの方法論について議論を進めていく。
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| Causes of Carryover |
進捗状況が若干の遅れがあり、本日使用する予定であった費用が次年度に繰り越しとなった。遅れたprojectは次年度と連続性があり、引き続き次年度の予定に組み込んで研究をすすめる予定である。
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