2021 Fiscal Year Research-status Report
ヒト冠動脈における第三世代薬剤溶出ステント留置後の生体反応の検討
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21K08093
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
中澤 学 近畿大学, 医学部, 教授 (30564702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 則人 東海大学, 医学部附属病院, 助教 (00780206)
鳥居 翔 東海大学, 医学部, 講師 (80816570)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ステント / 冠動脈 / 第3世代薬剤溶出ステント / ステント血栓症 |
Outline of Annual Research Achievements |
剖検例の収集は順調に進んでおり、現在順次病理解析を行っている。 第三世代薬剤溶出ステントにおける再内皮化のスピードにつき解析を行っており、第二世代薬剤溶出ステントよりも良好なHealing profileを呈している可能性がある。さらに解析を進めて学会発表等の準備を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
病理検体の解析を定期的に行っており、ステントストラットの被覆状態についての検討を現在している。これらの進捗状況としてはおおむね順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
更に症例数を増加させる。現在、留置前のプラークの状態とステントの被覆についての解析をやり直しており、これらの検討には時間を要する。
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Causes of Carryover |
来年度も病理検体処理ために費用が必要となるため繰越金をこれに充当する。
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