2021 Fiscal Year Research-status Report
Basic research on eosinophil subsets to aim a precision medicine for severe eosinophilic asthma
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21K08218
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
川山 智隆 久留米大学, 医学部, 教授 (80289389)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 気管支ぜん息 / 好酸球 / サブセット |
Outline of Annual Research Achievements |
難治性あるいは治療抵抗性気管支ぜん息患者は日本に約50万から100万人いるとされ、難治化に好酸球の活性が関与していることが知られている。ヒト好酸球におけるinflamatory型(iEOS)およびresident型(rEOS)はマウスにおいて証明されたが、ヒトにおける存在は未だ不明な点が多い。ぜん息患者あるいは健常人から末梢血および誘発喀痰から好酸球を抽出して、その表面マーカーを検索することで、ぜん息の悪化あるいは改善の予測に使用できるバイオマーカーになり得るかを検証する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルス感染の流行に伴い研究対象者が少なくなっている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナウイルス感染症が収束に向かいつつあるときに、検査を行う。現在、近隣の関連施設あるいは人間ドック利用者に情報を公開することで、研究対象者を募るように計画している。
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Causes of Carryover |
コロナウイルス感染症流行に伴い研究対象者の研究への参加が少なくなっている。そのため予定していた試薬等の購入の必要性が少なくなった。また学会等への参加も困難であり、旅費への支出もなかった。したがって余った予算を次年度に繰り越す予定である
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