2022 Fiscal Year Research-status Report
Basic research on eosinophil subsets to aim a precision medicine for severe eosinophilic asthma
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21K08218
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
川山 智隆 久留米大学, 医学部, 教授 (80289389)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 気管支ぜん息 / 好酸球 / サブセット |
Outline of Annual Research Achievements |
気管支ぜん息患者および非喫煙非ぜん息健常対象者から誘発喀痰および末梢血を採取し、誘発喀痰からは低分子酸化還元剤を用いて細胞成分を回収し、末梢血からは比重遠心法と赤血球融解法を用いて顆粒球成分を回収した。回収された細胞成分はFlow Cytometory法を用いて、CD16LowかつSiglec-8陽性細胞を好酸球を認識した。誘発喀痰および末梢血好酸球は活性型CD62L陽性細胞、巡回型CD69細胞およびプロジェニターCD34陽性細胞分画を測定している。検体を採取できたぜん息患者および健常者はそれぞれ38名と20名である。またぜん息患者の重症度分類では20名が重症(step III以上)で、18名が軽症である(step IとII)。さらに重症ぜん息患者においては治療前後の検体も採取している。ぜん息患者は検体採取とともに肺機能検査およびメタコリン誘発気道過敏性試験を実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い研究対象者の受け入れや呼吸機能検査の制限に伴い予定の検体採取数に達していない。2023年5月以降新型コロナウイルスが感染症法第5類相当になるとのことで、研究の進捗も進むと信じている。
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Strategy for Future Research Activity |
目標研究対象者数に達したのちに末梢血と誘発喀痰における好酸球分画の違い、好酸球分画におけるぜん息と健常者群の差、重症度に伴う好酸球分画の差、あるいは好酸球分画とその他の呼吸機能パラメーターとの相関や治療に伴う好酸球の動態を解析する予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い研究の成果あるいは情報収集目的で学会等の参加がリモートであったため旅費の使用が無かった。
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