2021 Fiscal Year Research-status Report
Development of a novel diagnostic and therapeutic strategy for systemic autoimmune diseases focusing on extracellular vesicles
Project/Area Number |
21K08437
|
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
三枝 淳 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (20514970)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 膠原病 / 細胞外小胞 / エクソソーム / 全身性自己免疫疾患 / 関節リウマチ |
Outline of Annual Research Achievements |
神戸大学倫理委員会の承認を得た上で、発症早期・治療介入前の膠原病(全身性自己免疫疾患)の患者(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、原発性シェーグレン症候群、ANCA関連血管炎)、および健常者(HC)の血清サンプルを収集した。 これらの血清サンプルから、サイズ排除クロマトグラフィーカラムを利用して高純度なエクソソームを精製した。現在、エクソソーム中のタンパクの発現をLC/MS/MS法により網羅的に解析中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
膠原病患者の血清サンプルを収集し、エクソソームを精製し、LC/MS/MS法で解析中であるため。
|
Strategy for Future Research Activity |
各疾患群と健常人群の血清EV中のタンパク質発現プロファイルを比較検討し、特定の疾患で特異的に発現が変動しているタンパクを同定する。そして、Western blot法、ELISA法などにより検証を行い、バイオマーカーおよび治療ターゲットとしての可能性を探る。
|
Causes of Carryover |
動物実験など一部実験が次年度に繰越となったため。
|
Research Products
(2 results)