2021 Fiscal Year Research-status Report
Candidate Drugs Exploration for Congenital Diaphragmatic Hernia Fetal Treatment
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21K08592
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
高安 肇 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10359614)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増本 幸二 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20343329) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 先天性横隔膜ヘルニア / 肺高血圧 / 薬物療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
先天性横隔膜ヘルニアのラットモデルを用いて、いままでの研究で見出した胎児治療(母体への薬品投与)の候補としてのRhoA阻害剤および抗CD47抗体の効果を確認する予定であった。 まことに残念ながらわたくしが在籍していた教室(筑波大学小児外科)の主任教授が2020年11月に急病により休職となり、2021年夏までは診療、研究、教育、教室運営において多忙を極めました。この主任教授は、本研究の協同研究者でもありました。また夏より私自身が体調を崩し、産業医の指導を受けながら労働時間を制限しながらの勤務が2022年春まで続きました。診療の仕事より再開し、ようやく体調がもどりつつあります。さらに、2022年4月1日付にて申請いたしましたとおり、北里大学の小児外科へ異動をいたしました。このため、予定していた研究活動を一切行うことができませんでした。 幸い、以前在籍していた施設であり、上司もわたくしと同じ分野での研究の経験がありますので、体調が回復し次第に近日中に研究活動を再開する所存です。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
共同研究者でもある在籍した教室の教授の病気休職と主任研究者である私自身の体調不良と施設異動。
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Strategy for Future Research Activity |
新任地である北里大学にて、本研究の同領域研究の経験者でもあり現在の上司である教授に共同研究者を依頼した。北里大学にても動物実験センターや研究室の環境整備を進め、可及的速やかに遅れを取り戻す予定である。
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Causes of Carryover |
前述のごとく、研究者の所属する診療科の診療状況が思わしくなく、研究者自自身も体調不良となったため、2021年の助成金を繰り越すこととなった。研究者の異動も少なからず影響を及ぼした。研究者の異動により、研究に関する環境も変化した。新しい職場(北里大学)において研究を遂行する上で新たに購入しなくてはならない実験器具、試薬などを購入するために、予定外の出費も予想され、そのためにも現在の助成金を使用する予定である。また、研究の遅延を取り戻すためにアルバイトの研究者を雇用することも視野に入れており、そのためにも助成金を有効に活用したいと考えている。
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