2021 Fiscal Year Research-status Report
しびれ動物モデルにおける脊髄後角でのシナプス伝達と吸入麻酔薬の影響についての検討
Project/Area Number |
21K08952
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
舟井 優介 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60722486)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 一過性虚血性しびれ |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度の研究予定としては、まず他施設で報告されているラット一過性虚血再灌流モデルを作成し、Hot/Cold PlateやAeathesiometerを用いた行動実験によりしびれの持続時間を測定する事であった。モデルラット作成の技術が確立したところで、脊髄後角膠様質細胞からの電気生理学記録を行い、しびれが持続している際の自発性活動電位や興奮性シナプス後電流・抑制性シナプス後電流を測定し、さらに触覚刺激や痛覚刺激に伴う電位応答の変化について記録することを考えていた。 行動実験に用いるAethesiometerが故障したためその点検・修理費用が必要であった。また電気生理実験に用いるラット固定装置についても老朽化が進んでおり点検とメンテナンスが必要だった。 当該年度も新型コロナウイルス感染症の蔓延により研究活動が制限されていたことや、臨床・教育業務の増加により研究時間の確保が困難であり、遂行が遅れている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の蔓延により研究活動が制限されていることや、臨床・教育業務が多忙で研究時間の確保が困難であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
一過性虚血再灌流しびれモデルラットの作成を行い、技術を確立する。しびれが持続している時間内に電気生理学的検討を行う。細胞外記録法及びin vivoパッチクランプ法により、しびれ機序を明らかにする。 研究遂行が遅れているため、研究機関の延長を考慮する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の蔓延により研究活動が制限されたことと、臨床・教育業務が増加し研究時間の確保が困難であったため、実験の遂行が遅れたため。
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