2023 Fiscal Year Research-status Report
しびれ動物モデルにおける脊髄後角でのシナプス伝達と吸入麻酔薬の影響についての検討
Project/Area Number |
21K08952
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
舟井 優介 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60722486)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 一過性虚血性しびれ |
Outline of Annual Research Achievements |
臨床業務・学生教育業務の負担増加、医師の働き方改革の影響などにより実験時間が確保できない状況が続いている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
臨床・教育業務の増加により研究時間の確保が困難であるため
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Strategy for Future Research Activity |
一過性虚血再灌流モデルラットの作成を行い、しびれや異常感覚の持続時間などを調査する。その後、電気生理学的検討に進む。脊髄後角膠様質細胞を標的とした細胞外記録法およびin vivo patch clamp法により、しびれの機序やシナプス応答を明らかにする。業務が多忙のため研究遂行が遅れており、1年間研究期間を延長したが、in vivo patch clamp法はデータを得るのに多大な時間が見込まれるため、残された研究期間内では細胞外記録のみしか行えない可能性もある。
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Causes of Carryover |
臨床業務や学生教育業務の増加および医師の働き方改革などの影響を受け、実験時間の確保が困難な状況が続いているため。研究期間を1年延長し、可能な限り実験時間を確保するよう努める。実験再開に当たっては各種の薬剤やラットの購入、故障した解析ソフトや実験室デスクトップPCも古くなっているため購入が必要な可能性がある。
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