2021 Fiscal Year Research-status Report
TRPチャネル拮抗薬とGIRKチャネル作動薬の相互作用が鎮痛に及ぼす影響の解明
Project/Area Number |
21K08998
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
辛島 裕士 九州大学, 大学病院, 准教授 (80380434)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | ML297 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、ラット後根付き脊髄スライス標本を用いたパッチクランプ法により、ML297の単独投与、ML297とTRPV1拮抗薬の同時投与、ML297とTRPA1拮抗薬の同時投与、あるいはML297とTRPV1拮抗薬とTRPA1拮抗薬の3者の同時投与が脊髄での電気応答にどのような影響を与えるかを明らかにする予定であった。 しかし、想定外に研究以外の業務が多忙となったため、予定していた研究が行えていない。そのため、報告できる実績はない。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
想定外に現所属部署である手術部の業務、および麻酔臨床業務が多忙となったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
2021年度に行う予定であった以下の研究を行う予定である。 ラット後根付き脊髄スライス標本を用いたパッチクランプ法により、ML297の単独投与、ML297とTRPV1拮抗薬の同時投与、ML297とTRPA1拮抗薬の同時投与、あるいはML297とTRPV1拮抗薬とTRPA1拮抗薬の3者の同時投与が脊髄での電気応答にどのような影響を与えるかを明らかにする。
|
Causes of Carryover |
2021年度は他業務等のため研究を行う時間が取ることができなかったため、次年度使用額が生じている。今後は、研究計画に沿って物品・薬品購入を中心に助成金を使用させて頂く予定である。
|