2022 Fiscal Year Research-status Report
アイトラッキングによるカテーテル術者の目線解析と訓練に役立つ目線パターンの解明
Project/Area Number |
21K09135
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
庄島 正明 帝京大学, 医学部, 教授 (80376425)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小泉 聡 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10733917)
太田 信 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (20400418)
岡本 吉弘 国立医薬品食品衛生研究所, 医療機器部, 室長 (40776027)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | アイトラッキング / 手術手技 / 脳血管内治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
データの収集: 脳血管内治療を実施する術者の経験と相関する目線パラメーターを明らかにするためには、多数の症例が必要であり、実臨床データの収集を行った。 円滑にデータを収集するできるようにするために、術者とデータ収集者のコミュニケーションが必要だった。被検者(患者)に悪影響を与えずに術者とデータ収集者が会話できるようにする為に、ワイヤレスヘッドセットを導入した。これにより、データ収集が円滑に行える様になった。データ取得のために使用していたノートPCが破損して使用できなくなったので、新しくノートPCを購入してデータ収集を続けた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床データの収集はほぼ順調に進んでいる。しかし、血管モデルを用いて経験が低い術者を対象とした非臨床実験に関しては進捗が大幅に遅れている。 2021年に職場異動があったために研究が大幅におくれ、その遅れを臨床データ解析の点では取り戻しつつあるが、非臨床データ取得の点でまだ取り戻せていない。
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Strategy for Future Research Activity |
臨床データは十分に取得できつつある。臨床データの解析を優先的に進め、結果を出すことに注力する。
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Causes of Carryover |
研究資料の記録に必要なノートや印刷に必要なトナーなどの消耗品を購入するための費用であるが、年度内はまだノートやトナーが使用可能な状態だったので、次年度に持ち越すことにした。
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