2022 Fiscal Year Research-status Report
Verification of false positives in "Overflow leak test"
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21K09179
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
中居 永一 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (80437714)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上羽 哲也 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00314203)
福田 仁 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (80807917)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 脳脊髄液減少症 / Overflow leak test / CTミエログラフィー / ファントム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はOverflow leak testの偽陽性をMRIとCTのファントムを用いて実証するにあたり、CT用とMRI用のファントムの製作を継続しています。硬膜外腔のCT値は-80~-90程度であり、オレイン酸と12-Hydroxy Stearic Acidにリピオドールを混ぜてCT値を調整する基本方針は2022年度までの研究で決まりました。続いてMRI用のファントムについてはアガロースにガドリニウムを混ぜたものを砕いてファントムの製作を試みました。CT用のファントムでも同様の問題が生じていましたが、隙間に存在するAirの影響でファントムの質にムラが生じてしまいます。これを解消するために粘性の高いグリセリンなどを用いて液性のファントムにも挑戦しましたが、注入した造影剤や水が比重で二層化する結果に至り却下となりました。現段階ではMRI用ファントムは砕いたアガロースを水に十分浸した状態でケースに充填して水を吸収除去する方法でAirが入らないファントムの製作に目星がついています。ケースも5cm立方のものを用いることで注入した液体が壁面や表面に溢れてしまうことを回避できています。ケースや制作過程の変更で信号値の再調整が必要な状況であり現在再調整中です。本MRI用ファントムでのパイロットテストでは非常に理想的な結果に近いものが得られており、調整後に最終実験を行う予定です。MRI用ファントムで得られた工夫やケースでCTファントムの製作も行う予定です。CTファントムは油性の材料になるのでケースなどは使い捨てとなるためMRIファントム終了後の実験になります。得られた結果は現在の特定臨床研究の症例と併せて論文として投稿予定です。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ファントム製作の過程で多様な問題点も生じたが、それぞれに解決策を提案して問題点も順次解決できてファントムの改善も進んでいる。現状でのテストの結果も理想的な結果が出てきおり順調と言える。
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Strategy for Future Research Activity |
MRI用ファントムはデータの取得を完了した。今後はCT用ファントムでMRI用ファントム製作で得た情報を利用してファントムを製作して同様に実験を行う。出した結果は現在行っている臨床研究の結果と併せてCTミエログラフィーとOverflow leak testの偽陽性に関する論文として発表する。
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Research Products
(3 results)