2021 Fiscal Year Research-status Report
Development of MEP with pudendal nerve stimulation during pediatric neurosurgery
Project/Area Number |
21K09185
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
本山 靖 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (30405386)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 健太郎 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00423913)
高谷 恒範 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00736506)
中瀬 裕之 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10217739)
川口 昌彦 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (60275328)
朴 永銖 奈良県立医科大学, 医学部, 病院教授 (80364066)
佐々木 亮太 奈良県立医科大学, 医学部, 医員 (50896628)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | tetanic stimulation / motor evoked potential / pediatric neurosrugery |
Outline of Annual Research Achievements |
小児脳外科手術においてMEP導出は困難であるが、テタヌス刺激で検出率および誘発電位の上昇が認められることを明らかにした。経頭蓋刺激による結果をまとめ報告したが、最終的に出版された。
Tetanic stimulation of the pudendal nerve prior to transcranial electrical stimulation augments the amplitude of motor evoked potentials during pediatric neurosurgery. Journal of Neurosurgery Pediatrics 2021 Apr 23;27(6):707-715.
現在、テタヌス刺激による小児脳外科手術におけるMEP導出の検出率および誘発電位の上昇について、直接脳表刺激でも同様の効果が得られるかプロトコールに沿って研究を進めている。小児脳外科開頭手術において、直接脳表刺激MEPを行った10症例に対してテタヌス刺激を試みている。現時点で、実際にテタヌス刺激による検出率向上および誘発電位上昇の結果を得ている。これらの効果が上肢や下肢などの検出エリアの相違に依存するかどうかについてはまだ詳細なデータが得られていない状況ではある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
小児脳外科開頭手術において、直接脳表刺激MEPを行った10症例に対してテタヌス刺激を試みた。現時点で、実際にテタヌス刺激による検出率向上および誘発電位上昇の結果を得ている。
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Strategy for Future Research Activity |
さらに症例を蓄積し、MEP検出改善率および増幅率が有意なものか確かめる予定である。
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Causes of Carryover |
研究の進捗状況が順調なため、想定していた余分な経費が支出されずに済んだものと思われます。
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