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2021 Fiscal Year Research-status Report

ウィズ・コロナ時代に骨の健康を維持するためのステイ・ホームプログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 21K09283
Research InstitutionWakayama Medical University

Principal Investigator

神埜 聖治  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50458064)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 橋爪 洋  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (10326382)
宮井 信行  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (40295811)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
KeywordsビタミンD / コロナ禍 / 成人コホート / 中学生コホート / 疫学研究
Outline of Annual Research Achievements

40歳以上の成人を対象とし、ステイホーム前後となる、2019年度と2020年度に実施した疫学データを解析した。まず2019年度の疫学データは横断研究として、取りまとめた。血中ビタミンD濃度と関連する因子として、若年、女性、BMI高値、炭水化物摂取量が多い、血中総コレステロール高値、握力低値、2ステップテスト低値が挙げられた。次に、コロナ禍によるステイホーム前後でのビタミンD濃度の変化量に関する解析は、縦断研究として解析した。外出自粛を行った割合は、男性65%、女性80%であり、また総じて2019年と2020年には血中ビタミンD濃度は増加傾向にあった。血中ビタミンD濃度の変化量に関連する因子としては、2019年におけるBMI低値と2020年の食事中ビタミンD摂取量が関与していることが判明した。外出自粛による影響には有意な差は認められなかった。これらの結果は、2022年開催の第95回日本整形外科学会総会で発表する予定である。
中学生コホートのデータ解析では、縦断研究により血中ビタミンD濃度は上昇しており、学年の間で差はなかったことが判明している。
これらのデータを受けて、2021年度は40歳以上のコホートと中学生コホートにおいて追跡調査を行う予定で準備を進めていた。しがしながら、コロナ禍の状況が収まらない状況であり、調査対象者に実施の連絡を行ったが、十分な人数が集まらず、我々としても感染拡大を懸念し、実施することができなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

これまで得られたデータの解析は、横断研究、縦断研究として取りまとめることができた。
2021年度は40歳以上のコホートと中学生コホートにおいて追跡調査を行う予定で準備を進めていた。しがしながら、コロナ禍の状況が収まらない状況であり、調査対象者に実施の連絡を行ったが、十分な人数が集まらず、我々としても感染拡大を懸念し、実施することができなかった。

Strategy for Future Research Activity

2022年度は当初の予定通り、追跡調査を行う予定で準備をしている。
またこれまでの解析データは現状で、論文化する予定である。

Causes of Carryover

当初予定していた追跡調査の実施が行うことができなかったため。

  • Research Products

    (2 results)

All 2022

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 一般住民における血中ビタミンD濃度と関連因子の検討-Wakayama Health Promotion Study2022

    • Author(s)
      神埜 聖治
    • Organizer
      第95回日本整形外科学会総会
  • [Presentation] コロナ禍において住民健診を行う意義について-血中ビタミンD濃度の変化に基づく考察2022

    • Author(s)
      神埜 聖治
    • Organizer
      第95回日本整形外科学会総会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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