2021 Fiscal Year Research-status Report
移植腎老化に着目した移植腎予後予測モデル構築に関する前向き観察研究
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21K09400
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
祖父江 理 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (80452671)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大崎 博之 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (80438291)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 腎移植 / マージナルドナー |
Outline of Annual Research Achievements |
移植腎生検を行う生体腎移植後レシピエントにおいて、通常診療で得られる血液、尿データに加え、研究用血清・尿・パラフィン腎標本を採取、尿細管核におけるP16染色度を計測し、CNI腎毒性(細動脈硝子化)や移植腎予後との関連性を検討するために、香川大学単施設による前向きコホート研究を実施中である。 目標症例数は前向きコホート200例(生体腎移植を施行するドナー・レシピエント各50例と移植腎生検を施行する100名)である。 令和2年8月よりすでに登録開始しており、現在23例の登録を得ている。令和5年8月までの登録を予定している。 移植腎における尿細管細胞核のP16陽性率・CNI腎毒性発生率(輸入細動脈における細動脈硝子化)・尿沈査尿細管細胞P16染色率を評価している。 また、多施設共同横断研究(移植腎病理レジストリ)によるバイオマーカー研究では、189例の登録症例の血清にてαKlotho値を測定しており、CNI腎毒性の発生との関連をROC解析にて評価予定である 大規模レジストリを用いた予後予測モデル作成に関してはJ-CKD-DB-EX研究のデータクリーニング作業を待っている
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在までに23例の症例の登録がなされている。組織標本の作成・尿細胞診の評価もおおむね順調に施行できている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も自院での症例登録を継続する。また、すでに構築している多施設共同研究の結果より別の角度からの解析も加える。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染による生体腎移植数の減少・検体輸送の遅れから研究実施計画が遅れていた。
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Research Products
(3 results)