2021 Fiscal Year Research-status Report
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21K09568
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
鄭 雅誠 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (50792272)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
栗原 渉 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (90826926)
畑 純一 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00568868)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | トラクトグラフィー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は嗅覚の中枢経路をトラクトグラフィーにより解明するものである。研究材料としてはマーモセットを使用しており、マーモセットの頭部検体を高磁場MRI機にて撮像し、DTIを得ている。このデータを解析し、ソフトウェア上でトラクトグラフィーを行って神経線維の走行を推定する。嗅球以降の神経走行描出はおおむね良好に行われており、検体数の増加や平均化を検討中である。本研究の目的の一つに嗅神経走行の位置的保存性を検討することがあるが、トラクトグラフィーでどこまで評価が可能であるかは検討課題である。撮影時間を増加して解像度を増すことを含めて検討中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、おおむね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
撮影検体数の増加や、嗅覚の中枢経路の既報との比較を行って論文作成を開始する。
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Causes of Carryover |
COVID-19により海外学会参加が制限されたため。
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