2021 Fiscal Year Research-status Report
再発頭頸部癌患者の末梢血エクソソームを利用するリキッドバイオマーカーの確立
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21K09578
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福岡 修 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80779794)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂井 利彦 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (80847012)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 頭頸部癌 / 抗PD-1抗体 / エクソソーム / バイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の研究計画は抗PD-1抗体を使用した患者一覧を作成し、臨床情報を収集する事、PD-L1の免疫組織染色を実施しCPSを計測する事、対象症例の抗PD-1抗体による治療開始前、各画像検査時における末梢循環血の検体を採取し、凍結保存することであった。 患者一覧の作成、臨床情報の収集、免疫染色については実施できているが、COVID-19感染拡大に伴い診療が制限される中、診療行為以外の説明・同意取得および実施が困難な状況であったこともあり、検体の採取および凍結保存が進められていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
症例の蓄積、臨床情報の収集は進められているが、末梢循環血の検体採取が進められていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
症例の集積、臨床情報の収集に合わせて、末梢血検体の凍結保存を行っていく。
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Causes of Carryover |
末梢血の検体採取が予定通り進んでおらず、それに伴う支出を執行できずにいる。今後検体採取を進めていく事により使用していく予定である。
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Research Products
(1 results)