2022 Fiscal Year Research-status Report
再発頭頸部癌患者の末梢血エクソソームを利用するリキッドバイオマーカーの確立
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21K09578
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福岡 修 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80779794)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂井 利彦 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80847012)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 頭頸部癌 / 抗PD-1抗体 / エクソソーム / バイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3,4年にて研究対象となる症例データを一覧化し、それらの臨床情報および末梢血検体の採取をすすめることを予定していた。これまでに症例の集積、臨床情報の収集はできており、対象症例において末梢血を採取し、凍結保存する段階まで進んでいる。また、病理組織学的解析によるPD-L1の発現についてのデータも収集されている。ただ、末梢血検体の収集はいまだに十分に進んでいない状況である。さらに、採取された凍結検体からエクソソームを回収し、その評価を行う体制もまだ不十分な状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
末梢循環血の検体採取が進んでおらず、その解析を行う体制も十分に整っていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
対象症例の末梢血検体の採取を進める。さらに、凍結保存された末梢血検体におけるエクソソームの回収およびwestern blottingによる回収のチェックを行う体制も進める。
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Research Products
(12 results)