2023 Fiscal Year Research-status Report
「スギ花粉米」のIgE抗体結合能とT細胞反応性の観点からの安全性・有効性の評価
Project/Area Number |
21K09590
|
Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
光吉 亮人 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (30792626)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠藤 朝則 東京慈恵会医科大学, 医学部, 非常勤講師 (10771181)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | スギ花粉米 / ハイブリッドペプチド / 7Crp / 好塩基球活性化試験 / アレルゲン免疫療法 / ペプチド免疫療法 / T細胞エピトープ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では7Crpを発現させた「スギ花粉米」の抽出物を用いて、スギ花粉症被験者の末梢血中でIgEと結合能がないこと、かつT細胞の増殖能を活性化することを確認することで、これまでの臨床研究で得られた結果のメカニズムをex vivoで明らかにし、「スギ花粉米」が安全で有効性の高いものであることを検証するのが目的である。 COVID-19流行に伴う遅延があったが今までに我々は研究系統の確立を行ってきた。今後は被検者を更に増やし、データの抽出を行っていく予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19流行に伴う実験資材の確保遅延や選定予定であった被検者の減少
|
Strategy for Future Research Activity |
今後は被検者の選定、データ抽出の促進をしていく。抽出されたデータは早急にまとめて論文として発表する。
|
Causes of Carryover |
COVID-19流行に伴い遅延していた実験資材が予定より早く入手できたため
|