2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
21K09633
|
Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
青井 典明 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (80452556)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森倉 一朗 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (00362939)
淵脇 貴史 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (10437543)
坂本 達則 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (60425626)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | アレルギー性鼻炎 / Toll様受容体 / 舌下免疫療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度はLPSとFITC-Conjugated OVAの経口投与によるOVAのリンパ節の樹状細胞への移行についてその時間と取り込みの増強について蛍光染色で確認する予定であったが、研究を行うための時間が十分に取れず、試薬の確保、調整までしか実施できていない状況である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究に関する時間が充分に取れず、かつ研究室の大型冷蔵庫が経年劣化による故障をきたしたこともあり以前から保有していた試薬の一部が使用できなくなった。
|
Strategy for Future Research Activity |
今年度は研究室のメンバーも2名増員となり、研究の時間が取れる状況となったので、早急にLPSとFITC-Conjugated OVAの経口投与によるOVAのリンパ節への移行の評価と、至適LPSの濃度の決定を行いたい。 至適濃度決定後、実際にマウスアレルギー性鼻炎舌下免疫モデルを用いて、アレルギー症状、鼻粘膜の組織学的変化、顎下リンパ節由来T細胞のOVA特異的サイトカイン産生を測定したい。
|
Causes of Carryover |
2021年度は充分な研究時間が取れず、試薬の購入、調整、実験準備までにとどまった。2022年度は研究室の人員が2名増加となり、時間的余裕ができているので、早急にマウスを購入し、2021年度予定していたLPS、FITC-Conjugated OVAの経口投与によるOVAの顎下リンパ節の樹状細胞への取り込みの研究を行いたい。
|