2022 Fiscal Year Research-status Report
光学特性の「生物学的窓」を応用した光線力学療法の確立を目指した研究
Project/Area Number |
21K09926
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
福田 光男 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (40156790)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩村 侑樹 愛知学院大学, 歯学部, 歯学部研究員 (90783035)
樋口 直也 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (10329609)
林 潤一郎 愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (30350937)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 歯周病 / レーザー / 光線力学療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
Covit19流行により完了が遅れていた「レーザーと光感受性物質による光線力学療法の新たな照射方法の確立」(課題番号:18K09612)は、名古屋市立大学の認定臨床研究審査委員会に報告し承認を受け(2022年3月)、臨床研究等提出・公開システム(jRCT)に登録(2022年3月15日)が完了し、現在論文投稿中である。 本研究では、先行研究の結果を踏まえ、レーザー照射条件を、出力2W, duty cycle 50% パルス幅100ms という条件は変えず、3分照射(1分照射10秒休止を3回繰り返し)を5分照射(1分照射10秒休止を5回繰り返し)に変更すること、対象被験歯を単根歯に限定せず、大臼歯を含めることとした。この条件で2022年6月22日に第1回の名古屋市立大学の認定臨床研究審査委員会の審査を受け(審査番号2022A004)、7月27日に継続審査を受けた。2022年8月2日付で承認を受けた。 第1回の審査会で年齢制限の上限を撤廃し、糖尿病患者の制限も撤廃することを指示され、症例数については、第2回の審査会にて、統計専門家からの指摘を受け70例とした。研究計画書では、Covit19の影響を今後も受ける可能性を考慮し、余裕をみて、2024年6月完了を予定としている。2022年8月8日に病院長の許可を受けたうえで、2022年8月15日に臨床研究等提出・公開システム(jRCT)に登録した。臨床研究実施計画番号「jRCTs041220050」。8月末からエントリーを開始し、第1症例終了時登録は2022年10月12日で、臨床研究等提出・公開システムに登録した。現在(2023年4月)実施数23例(男性11名:平均年齢70歳、女性10名:平均年齢67歳、非同意2名)登録数34例である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
大学病院の診療室の改変に伴い34台あった診療チェアー数が11台に減ったため若干実験用チェアーでの予約が取りにくくなっている。さらに、4月から常勤医数、非常勤医数ともに減ったため、予定した通常のペースでの診療が行いにくくなってきたいる影響が今後どの程度出てくるかは、予想できない。
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Strategy for Future Research Activity |
他講座管理の診療チェアーを借りて診療枠を増やすようにする。
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Causes of Carryover |
臨床研究の進捗状況から、前倒し請求したが、病院治療室の再編の影響が想定したより大きく、治療枠が十分取れなかったため、研究の進捗状況がやや遅れたため、それに伴い学会費などを十分執行せず次年度使用が生じた。令和5年度は、診療室を共用する他講座と診療枠を調整し、臨床研究をすすめ、認定臨床研究審査会の中間および最終報告費用、学会参加、英文校正、投稿費用などに充てることとします。
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