2022 Fiscal Year Research-status Report
リン酸八カルシウム・コラーゲン複合体と自家骨とによる広範囲顎骨再建法の確立
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21K09958
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
川井 忠 岩手医科大学, 歯学部, 講師 (50547263)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 桂子 東北大学, 歯学研究科, 助教 (00302159)
江副 祐史 東北大学, 大学病院, 助教 (50755171)
鈴木 治 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60374948)
鎌倉 慎治 東北大学, 医工学研究科, 教授 (80224640)
山田 浩之 岩手医科大学, 歯学部, 教授 (90267542)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 骨再生 / リン酸八カルシウム / コラーゲン / 骨補填材 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度ではイヌでの実験はかなりの労力を費やすことから、また手術に伴う時間や人員などの削減のため、同じ中型動物であるウサギの下顎骨を用いた内容での実験の検討を行った。その結果、ウサギの下顎下縁に骨欠損を作製し、その骨欠損部を用いてリン酸八カルシウム・コラーゲン複合体と自家骨との相乗効果を確認することとした。自家骨も当初は腸骨などを考えていたが、作製する欠損から得られる骨を使用することにより、実験動物への負担も軽減することとした。実際に2022年度はウサギの全身麻酔、骨欠損作製を行い、手法を確認した。2023年度に動物実験を予定通りに行えることを確認できた。骨欠損に使用するリン酸八カルシウム・コラーゲン複合体も確保し、また動物実験に必要な機器も揃えることができた。人員も申請した分担者以外にも、当分野の大学院生を数人確保し、研究を行う準備は進めている。また今後の研究へのためにも様々な学会へ参加し、顎骨再建に関わる材料や手法についての演題や講演から研究に参考となる情報を収集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の予定であったイヌでの実験をウサギに変更したため、やや遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
実験の手法が確立したため、2023年度には計画通りに動物実験を進める。分析方法は過去の実験と同様であるため、標本採取から分析まではスムーズに進められると考えている。
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Causes of Carryover |
実験動物の種類が変更となり、少し遅れ出たため。
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