2023 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of manufacturing method for clinical application of zirconia crowns by additional manufacturing method
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21K10026
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
三浦 賞子 明海大学, 歯学部, 准教授 (60431590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤澤 政紀 明海大学, 歯学部, 教授 (00209040)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | additive manufacturing / 3Dプリンタ / ジルコニア / イットリア / 低温劣化 / 液槽光重合法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、付加製造(AM)技術を用いて製造したジルコニアの機械的特性および表面特性、ならびに造形方向が機械的特性および表面特性に及ぼす影響について検討した。方法は、ZrO2ペースト(3DMix ZrO2, 3DCeram)とステレオリソグラフィ(SLA)の原理に基づくAMシステム(CeraMaker 900,3DCeram)を用いて試験片を作製した.機械的性質(曲げ強さ,ビッカース硬さ,破壊靭性,弾性率,ポアソン比)および表面的性質(化学組成,表面観察)を3つの造形方向(平行,斜め,垂直)について評価し,造形方向とSLAで作製したジルコニアの機械的性質および表面的性質の異方性との関係を検討した.最も高い曲げ強度が得られたのは、構築方向が垂直な場合であった。曲げ強さは直角方向の方が平行方向および斜め方向よりも有意に高く,斜め方向の方が平行方向よりも有意に高かった(P<0.05).ビッカース硬度、破壊靭性、弾性率、ポアソン比、化学組成には有意差はなかった。ミクロ組織を観察した結果、層、大きな結晶、気孔は平行方向でより顕著であった。AM法で作製したジルコニアの曲げ強さと表面構造は、作製方向の影響を受けたが、他の機械的特性は影響を受けなかった。AM法のため、層の境界が造形物の異方性挙動にある程度影響した。 さらに、低温劣化(LTD)がAMジルコニアの機械的特性に及ぼす影響を調べた。同様の実験条件下で、AMジルコニアの機械的特性をLTD前と比較した。LTD条件は、134℃、0.2MPaのオートクレーブ中で5時間であった。その結果、0°方向はエージング前後で他のすべての条件と大きく異なり、AM試験片を造形方向に垂直に製造した場合に最も高い曲げ強度が得られることがわかった。しかし、この結果から、AMジルコニアの機械的特性に対するLTDの影響は無視できる程度であることが示された。
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[Presentation] 口元の審美意識と全身状態の関係―学会主導型研究進捗状況報告―2023
Author(s)
藤澤政紀, 三浦賞子, 新谷明一, 前野雅彦, 小峰太, 保坂啓一, 峯篤史, 佐藤洋平, 大槻昌幸, 金子潤, 山本一世, 越智守生
Organizer
日本歯科審美学会第34回学術大会
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