2021 Fiscal Year Research-status Report
A Multicenter Study for the Introduction of Ultrasonography into the Diagnostic Criteria of IgG4-Related Dacryoadenitis and Sialadenitis
Project/Area Number |
21K10075
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
清水 真弓 (吉野真弓) 九州大学, 大学病院, 講師 (50253464)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 和俊 九州大学, 歯学研究院, 講師 (20346802)
森山 雅文 九州大学, 大学病院, 助教 (20452774)
大山 順子 九州大学, 大学病院, 講師 (70294957)
徳森 謙二 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40253463)
荒木 和之 昭和大学, 歯学部, 教授 (50184271)
河津 俊幸 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (20294960)
木瀬 祥貴 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (30513197)
高木 幸則 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (30295084)
筑井 朋子 (白石朋子) 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (80580472)
林 孝文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80198845)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | IgG4関連唾液腺炎 / ミクリッツ病 / IgG4-DS / 超音波 / 診断 / エラストグラフィ / 標準化 / 非侵襲 |
Outline of Annual Research Achievements |
我々はIgG4 関連疾患のひとつである両側涙腺・顎下腺の腫脹を主徴候とするIgG4関連涙腺・唾液腺炎( IgG4関連ミクリッツ病, IgG4-DS)でその顎下腺に特徴的な超音波像が認められること、血清IgG4値に顎下腺超音波検査を加えると高い正診率が得られることなどを報告してきた。IgG4-DSに特徴的な顎下腺超音波像はシェーグレン症候群の微細な像と異なり、比較的容易に検出される像ではあるが、この項目をIgG4-DSの診断基準の1項目として採用するには、1.診断者の標準化の必要性の有無、2.エラストグラフィによる診断の簡便化の成否、3.AI診断の導入による診断の簡便化の成否、4.パワードプラ法での血流の多寡による予後判定の成否 の更なる検討が必要であると考える。 本研究では顎下腺超音波検査に精通した歯科放射線科中心の多施設で上記4点について検討し、顎下腺超音波診断の正診率をより一層向上させ、本邦のみならず、国際的なIgG4-DSの診断基準に非侵襲的な顎下腺超音波検査を導入する基盤を確立することを目的としている。 令和3年度は圧力センサの開発に着手した。エラストグラフィの画像や計測値は加えた圧力によって変化することが知られている。本研究では撮像時に圧力センサを用いることで、画像撮像時にかかる圧力を一定の範囲にすることを試みる。表在臓器のエラストグラフィ撮影時においては予想以上に力をかけられない事がわかり、バネ定数の小さなものを使用し、小さな圧力を測定する装置の開発を試みた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和3年度は研究統括者である自身の病気により、最低限の業務の遂行にとどまり、研究を進めることができなかったのが最大の理由である。現在は病気がある程度コントロールできているため、次年度は遅れを取り戻す所存である。 圧力センサ開発に関しては、バネの変更、支持体の変更などの試行錯誤を繰り返し、改良を重ねているが、アクリルバネや測定装置の耐久性の問題が残存している。
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Strategy for Future Research Activity |
現在開発中の圧力センサを完成させる。そのセンサを使用し、まず、当大学の装置と研究分担者の施設の装置の特性を比較する基礎的な研究を行う。より安定性の高い方の装置を用いて、臨床データを分析する。 並行して我々の施設と長崎大の過去のIgG4-DS、シェーグレン症候群の顎下腺超音波像を用意し、匿名化、ランダム化する。用意が出来次第、各連携施設に配布し、トレーニング前の正診率を調べる。
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Causes of Carryover |
Covid-19の感染状況拡大により、ほとんどの学会がオンラインで開催され、旅費を使用しない形となったため、余剰が出た。 次年度は積極的に研究打ち合わせを行う予定である。また、データ収集および解析に必要なハードディスクとノートPCを追加購入予定である。
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Research Products
(19 results)
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[Journal Article] CD163+ M2 macrophages promote fibrosis in IgG4-related disease via TLR7/IRAK4/NF-κB signaling.2022
Author(s)
Chinju A, Moriyama M, Kakizoe-Ishiguro N, Chen H, Miyahara Y, Rafiul Haque ASM, Furusho K, Sakamoto M, Kai K, Kibe K, Hatakeyama-Furukawa S, Ito-Ohta M, Maehara T, Nakamura S.
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Journal Title
Arthritis Rheumatol.
Volume: 74(5)
Pages: 892-901
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] CD4+ and CD8+ cytotoxic T lymphocytes may induce mesenchymal cell apoptosis inIgG4-related disease.2021
Author(s)
Perugino CA, Kaneko N, Maehara T, Mattoo H, Kers J, Allard-Chamard H, Mahajan VS, Liu H, Della-Torre E, Murphy SJH, Ghebremichael M, Wallace ZS, Bolster MB, Harvey LM, Mylvaganam G, Tuncay Y, Liang L, Montesi SB, Zhang X, Tinju A, Mochizuki K, Munemura R, Sakamoto M, Moriyama M, Nakamura S, Yosef N, Stone JH, Pillai S.
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Journal Title
J Allergy Clin Immunol
Volume: 147(1)
Pages: 368-382
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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