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2022 Fiscal Year Research-status Report

口腔機能向上が身体的・精神的フレイルに及ぼす有効性の検証:ランダム化比較試験

Research Project

Project/Area Number 21K10208
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

竹内 倫子  岡山大学, 大学病院, 講師 (50403473)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 澤田 ななみ  岡山大学, 大学病院, 医員 (20866537)
森田 学  岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (40157904)
江國 大輔  岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (70346443)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywordsオーラルフレイル / 介入研究
Outline of Annual Research Achievements

オーラルフレイルの予防・改善を通して、将来の身体フレイル、要介護を予防、あるいは先延ばしするため、地域で「健口体操」が広く行われてきた。しかし、口腔の機能、身体の機能、精神の機能、それぞれが大きく異なる高齢者に対して、通り一遍の介入がされているケースが多く、その頻度や具体系な方法はまちまちである。さらに、最も重要な点、すなわち介入によりフレイルやサルコペニアまでを予防できるといった明確なエビデンスは得られていない。本研究の目的は、オーラルフレイルに対する効率的な介入方法を検討し、栄養摂取や身体のフレイルまでを予防、あるいは先伸ばしできるのか、また、介入の効果が期待できる高齢者の特性(性別、年齢、身体フレイルの状態、口腔機能の状態、生活背景など)とはどのようなものかを明らかにすることである。
当該年度では介入①を行っている。介入①では健口体操の実施頻度を検討する。A 群:週2 回、B 群:週5 回分け、カレンダー(健口体操実施を記録する)とパンフレット(口腔機能低下を予防し改善する意義・効果・健口体操の方法が書かれたもの)の送付頻度についてa 群:1 回/2 か月、b 群:1 回/6 か月に分け、Aa・Ab・Ba・Bb の4群で継続実施率と効果を検討する。
本研究に同意を得たのは96人であった。同意取得後にフレイル診査を行ったのは90人で対象者(フレイル・プレフレイル)となったのは54人であった。その内46人が介入を開始し、口腔体操実施後の再評価を行ったのは19人であり、現在介入①を実施中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

受診延期(コロナ渦等)により開始時期が約4~6か月遅れが生じているため、介入①にやや遅れが生じている。

Strategy for Future Research Activity

やや遅れは生じているが、次年度残りの介入①を進めていき、終了後に介入②を進めていく。

Causes of Carryover

受診延期等により一部介入①開始が遅れているため、当該年度に予定数が終了しなかった。次年度にも引き続き介入①を行う予定である。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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