2021 Fiscal Year Research-status Report
Epidemiological study on brached-chain amino acid deriven from periodonpathogens as a risk factor of diabetes
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21K10216
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
秋房 住郎 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (40295861)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
泉 繭依 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (40589181)
園木 一男 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (50316155)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 歯周病 / 糖尿病 / 分枝鎖アミノ酸 |
Outline of Annual Research Achievements |
さわやか倶楽部系列の介護施設職員を対象に調査を実施し、63名の口腔内調査と血中の分枝鎖アミノ酸(BCAA)濃度の測定を実施した。現在、特定健診データの突合のため、調査対象者が受診した検診業者からのデータの提供を要請中である。 血中BCAA濃度の上昇は糖尿病のリスク因子として知られているが、歯周病原性細菌が血中BCAAを上昇させることが動物実験の結果からわかっている。本研究により、歯周病原性細菌の活動度を示す指標であるトリプシン様酵素活性と血中BCAA濃度との関連が解明されれば、歯周病が糖尿病を増悪させる機序を解明する疫学的データとして貴重な知見を提示することができる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナ感染症の蔓延状況から、介護施設職員の協力は得られずらいものの、63名の参加者を得ることができ、統計解析ができる程度のデータを取得できるめどが立ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在取得したデータと特定健診データを突合して統計解析を行う。また令和4年度も引き続き調査を行い、データの取得数の積み上げに努める。
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Causes of Carryover |
研究参加者の血中BCAA濃度およびHbA1cの測定は次年度に持ち越したため、当該費用に用いる。
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