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2021 Fiscal Year Research-status Report

感染症発症に関与する腸内細菌叢異常を解明

Research Project

Project/Area Number 21K10409
Research InstitutionFukuoka University

Principal Investigator

武岡 宏明  福岡大学, 医学部, 講師 (70580273)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 有馬 久富  福岡大学, 医学部, 教授 (20437784)
鍋島 茂樹  福岡大学, 医学部, 教授 (50304796)
加藤 禎史  福岡大学, 医学部, 助教 (90848079)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords感染症
Outline of Annual Research Achievements

口腔内・腸内細菌は、様々な機序により我々の体を守っている。一方で、感染症の原因になることもある。感染部位および原因(細菌/ウイルス/寄生虫など)別に、腸内細菌の変化をみた報告はほとんどない。本研究では、発熱外来を受診する500名において感染急性期および回復後の口腔内・腸内細菌を次世代シークエンス法で解析し、また、現在進行中の福岡県在住一般住民を対象とした前向きコホート研究の健常者1000名と比較することにより、特定の感染症にかかりやすい腸内細菌組成を明らかにする。本研究を実施することにより感染症予防、重症化予防技術の創出へつながるとともに、医療費の最適化にも貢献しうるものと期待される。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2021年度科研申請認定後に院内の倫理審査委員会に申請をかけることになった。その後患者への同意書文書での加味修正など行い、受理決定までに時間を要してしまったことや新型コロナ感染症への診療応援など重なり、研究が同年は滞ってしまった。2022年度は受理決定され、新型コロナ感染症も落ち着きつつあるので研究に専念できると思われる。

Strategy for Future Research Activity

1年の遅れを取り戻せるように、感染症症例を集め、外来や入院問わずに患者さんへの同意を取得していきたいと考えている。検体は便採取のため患者さんには手間をかけることになるのでこの研究の必要性を丁寧に説明し理解を得れるように努力する。

Causes of Carryover

院内の倫理審査委員会の審理のため2021年は未実施となり、2022年4月に院内の倫理審査委員会の受理決定したため同年より開始できることになった。そのため前年度計画していた予算分を当該年度に計上し、研究を遂行したいと考えている。研究データ入力のためのPC購入費用30万円や検査費用で80万円を前年度繰り越しより使用を検討している。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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