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2021 Fiscal Year Research-status Report

高校の運動部活動におけるトレーナー活用の促進・阻害要因の解明

Research Project

Project/Area Number 21K10443
Research InstitutionHamamatsu University School of Medicine

Principal Investigator

柴田 陽介  浜松医科大学, 医学部, 助教 (20456578)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 尾島 俊之  浜松医科大学, 医学部, 教授 (50275674)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywordsトレーナー / 部活動 / 疫学調査
Outline of Annual Research Achievements

高校での負傷や死亡事故は運動部活動で最も起きているが、応急処置の環境は整っていない。欧米では応急処置の担い手としてトレーナーの活用が進んでいるが、本邦では進んでいない。さらに、本邦でトレーナー活用の促進・阻害要因を報告した論文は数える程度であり、なぜトレーナーの活用が進まないのかは明らかでない。トレーナーの活用が進むことで、負傷や死亡事故の減少だけでなく、体罰や自殺の予防、顧問教員の負担軽減、有訴者や介護認定者の減少、医療費の削減といった波及効果も見込まれる。
この研究の目的は、高校におけるトレーナー活用の促進・阻害要因を明らかにすることである。
研究期間は4年間、研究デザインは横断研究である。全国の高校の運動部活動顧問を対象に郵送法による調査を行い、トレーナー活用の促進・阻害要因に関する情報を得る。
2021年度は、日本部活動学会や日本アスレティックトレーニング学会に参加し、情報収集を行った。高校の運動部活動顧問から直接情報収集するができ、現場の意見を聞くことができた。また、文献調査も実施し、トレーナー活用の促進要因として「怪我への対応が不安」「父兄からの要望」、阻害要因として「謝金の確保が困難」「適当なトレーナーを知らない」ことが挙げられた。
2021年度終盤には、調査票の草案の作成に取り掛かることができており、倫理審査に向けて研究が進んでいる。研究分担者とも常に連携が取れており、当初の計画通り研究が進んでいる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の計画通り、文献調査および情報収集を行った。

Strategy for Future Research Activity

調査票の作成、倫理審査、予備調査を行う。2022年度もしくは2023年度に本調査を行う予定である。

Causes of Carryover

年度末に参加した学会は急遽オンライン開催となったため、当該経費が生じた。翌年度の郵送調査の経費に充てる。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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