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2022 Fiscal Year Research-status Report

New valuable population based colorectal cancer screening: Including cost-effective analysis

Research Project

Project/Area Number 21K10454
Research InstitutionSt. Luke's International University

Principal Investigator

小俣 富美雄  聖路加国際大学, 聖路加国際病院, 医師(非常勤) (70233616)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 五十嵐 中  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (20508147)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords大腸癌 / 大腸ポリープ / 進行腺腫 / 免疫学的便潜血反応 / 感度 / 特異度 / 予測モデル
Outline of Annual Research Achievements

2022年度には、研究計画書に添って、我々のグループが2020年に作成した大腸内視鏡検査と免疫学的便潜血反応検査(FIT)を受けた7074人の日本人のコホートを用いて、大腸癌、大腸腺腫に対するFITの1日法の診断能に関する検討を行った。診断能の検討には、それぞれの検査法の疾患に対する感度、特異度を計算した。Cut off値を30 microgram/g (150ng/ml)とした場合、大腸腺腫対する感度、特異度はそれぞれ、38%、78%、大腸癌に対する感度、特異度はそれぞれ、75%、71%であった。
また、同じコホートを使用して、異時性の進行腺腫に関して、喫煙の影響に関して、検討した。異時性の進行腺腫をアウトカムにした場合、低リスク腺腫、高リスク腺腫による影響に対して、喫煙は交互因子であることが示唆され、その背景にある病態の考察中である。
また、2021 年度に行った下記の外的妥当性の研究に関して、2023年の5月に米国で開催される消化器病週間で発表すべく抄録、ポスターの作成も行った。本研究により、2011年に作成した進行大腸腺腫の予測モデル(Eur J Gastroenterol Hepatol 2011; 23: 1036-41)の外的妥当性が検討された。大腸腺腫の予測に関しては外的妥当性が、示されましたが、進行腺腫の予測に関しては、病変の存在確率を多めにみつもってしまうことわかりました。従って、こちらの予測モデルに関しては今後費用対効果分析を行うにあたって、大腸腺腫に関しては利用可能であることが示された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

遺伝性大腸癌の予測ツールに関しては、症例数が少ない問題があり、少々遅れ気味ではあるが、その他の部分に関しては概ね順調に進んでいる。

Strategy for Future Research Activity

複数のコホートを用いて免疫学的便潜血反応の診断能を検証する。また、喫煙の異時性腺腫の発生に対する影響も明らかにする。その上で、詳細な文献検索を行い、最終的な費用対効果分析を行う予定である。

Causes of Carryover

Covid19感染により多くの学会がハイブリッド形式になり、出張経費が不必要になったため、次年度使用額が生じました。今後の学会出席( 発表)、書籍、消耗品などの購入に使用予定です。

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Published: 2023-12-25  

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